一人で抱えない子育て 〜つながりが、お母さんと子どもの安心をつくる〜
子育てをしていると、
「これって、普通なのかな。」 「誰かに、相談したい。」
そんなふうに思うこと、ありませんか。
私も、子育て中は楽しいことばかりではありませんでした。
子どもと過ごす時間は幸せでしたが、 その一方で、不安になったり、どうしたらいいのか分からなくなったりすることもありました。
主人に相談しても、意見が違う。 親に相談しても、何か違う。
「誰に相談したらいいんだろう。」
そんなふうに感じたことを、今でも覚えています。
私が子育てをしていた頃
私は子育てをしていた頃、北海道の松前町に住んでいました。
地域には、週に一度、子育てサロンが開かれ、 毎回、同じお母さんたちが集まっていました。
顔なじみになり、安心できる場所でした。
でも、もし子どもの発達や育ちについて相談したいと思ったとき、
「どこへ相談すればいいの?」 「専門的に話を聞いてくれる人は、いるの?」
そんな疑問を感じることがありました。
当時は、専門的な相談をするには、函館市まで行かなければならないこともありました。
今は、つながれる時代
今は、私が子育てをしていた頃とは、大きく変わりました。
オンライン相談があり、SNSやコミュニケーションツールもあります。
そして札幌市には、子育てを支えるたくさんの相談機関や支援機関があります。
無料で相談できる場所もあれば、有料だからこそ専門的なサポートを受けられる場所もあります。
それぞれに特徴があり、考え方もさまざまです。
だからこそ、自分に合う人、 「この人なら話せる」と思える人に出会える可能性も、高くなっています。
困ってから探すのではなく、困る前につながる
私は、ぜひ伝えたいことがあります。
それは、
困ってから相談先を探すのではなく、困る前につながっておいてほしい。
ということです。
一度、相談したことがある人。 子どものことを、知ってくれている人。
そんな存在がいるだけで、お母さんの安心感は大きく変わります。
そして、お子さんに何か困りごとが出てきたときも、
「以前は、こんな様子でしたね。」 「今は、こう変わってきましたね。」
と、成長の経過を踏まえたアドバイスを受けることができます。
これは、一度きりの相談では得られない、大きな価値です。
お母さんの安心は、子どもの安心につながる
子どもは、お母さんの表情や気持ちを、よく感じ取っています。
お母さんに心の余裕があると、子どもも安心します。
だから私は、お母さんにも、安心できる場所を見つけてほしいと思っています。
家族以外にも、
「困ったら相談できる人がいる。」 「話を聞いてくれる場所がある。」
そんな存在は、お母さんにとっても、大きな支えになります。
子育ては、一人で頑張るものではありません。
周りの人とつながりながら、一緒に子どもの成長を見守っていくものです。
私は、その”つながり”こそが、子どもの未来を育てる力になると信じています。
早く気づき、その子に合った環境を整える。
そのためにも、お子さんが小さいうちから、 安心して相談できる人や場所と、つながっておいてほしいと思います。
それは、子どものためだけではありません。
お母さん自身が、笑顔で子育てを続けるためにも—— とても大切な環境づくりなのです。
次回予告
第5話「得意を見つける」
子どもの成長は、「できないこと」を減らすだけではありません。 その子らしさや得意なことに目を向けることで、自信は大きく育っていきます。


コメント