
うちの子 ちょっと気になる そんなママを支える
札幌のふゆです。
わざとじゃなくて「できない」のかもしれません
「何回言ったらできるの?」
「ちゃんとやってって言ってるのに……」
子どもが何度言ってもできないと、つい
「やる気がないのかな」
「わざとやってるのかな」
って思っちゃいますよね。
でも一度だけ、こう考えてみてほしいんです。
「この子、やろうとしてるけど、できないのかも」
「できない」と「やらない」って、実は似て見える
鉛筆の持ち方が直らない。
字がうまく書けない。
縄跳びが跳べない。
大人からすると「前できたのに」「やろうとしてない」って見えがちです。
でも本当は、
「どう体を動かせばいいのか、まだ分かってない」
だけかもしれません。
「できる」には、体の使い方が関係してる
歩く、鉛筆を持つ、字を書く……子どもは当たり前にやってるように見えます。
でも体を動かすには、
- 自分の体がどうなってるか感じること
- どこを、どのくらい動かすか
- 力をどのくらい入れるか
こういうことが全部関わっています。だから「年齢的にできるはず」と思っても、その子にとってはまだ難しい、ということもあるんです。
手先の不器用さも同じで、動きは
肩まわり → 肘 → 手首 → 指先
とつながっています。「指の練習」だけじゃなく「体全体の使い方」を見てみるのも一つの視点です。
漢字が書けない子から見えたこと
以前、漢字を書くのが苦手な子がいました。鉛筆をすごい力で握っていて、「力抜いて」と言ってもうまくいきません。
よく見ると、遊具で遊ぶときも「手でつかむ」動きが少し苦手なことに気づきました。
これだけで原因が決まるわけじゃないけど、「漢字が書けない→もっと練習」だけじゃなく「そもそも手や体をどう使ってるんだろう?」という見方が一つ増えました。
遊びの中で見えてきたこと(実体験より)
私は以前、特別支援学級で子どもたちと関わっていました。
朝の遊具の時間、ある男の子は登ることが大好きでした。でも得意ではなくて、
- 手でつかむ
- 腕で体を支える
- 足を動かす
- 次の場所に手を伸ばす
この一つ一つが難しかったんです。それでも遊びたくて、何度も挑戦していました。最初は補助しながら、少しずつできることが増えていきました。
その子は縄跳びも苦手でした。縄を回す、タイミングを合わせる、跳ぶ——これを同時にやるのが難しくて、うまくいかずに癇癪を起こすこともありました。
それでも何度も何度も挑戦して、少しずつできるようになっていきました。
その姿を見ながら、「体の使い方って、こんなふうにつながってるんだ」と実感しました。手先だけじゃなく、肩や腕、手首、指先、体全体を見ることで、「できなかったこと」が少しずつできるようになっていったんです。
「できない」を責める前に
「もっと頑張って」「前はできたでしょう」と言いたくなる気持ち、よく分かります。
でももし本当に「できない」のなら、必要なのは叱ることじゃなくて
「どうしたらできるようになるか」を一緒に探すこと
かもしれません。
- 少し簡単にする
- 補助をつける
- 別の遊びを取り入れる
- 体の使い方を見てもらう
- 専門家に相談する
「できないことを直す」んじゃなく、「できるようになるために何が必要か」を考える。そんな視点を持ってもらえたら嬉しいです。
おわりに
「できない=やる気がない」と決めつけずに、「できない理由があるのかも」ともう一つの見方を持つこと。それだけで、子どもの姿が違って見えてくることがあります。
振り返り用のワークシートも用意したので、よかったら使ってみてくださいね。


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