多様な学びを支える保護者フォーラムに参加して|不登校の子どもと保護者を支えるために、私がこれからやりたいこと

01:不登校・行き渋り
ふゆ
ふゆ

なんと180名も参加者が集まった!
不登校の保護者と子が参加したフォーラムに行ってきました♪
学びになる点が多く、さらに人との縁が広がる実りのある時間が過ごせました。様子をちょっと紹介しますね!

9月20日(日)「多様な学びを支える保護者フォーラム」に参加してきました。参加者180名!!相談交流会には42名参加いただきました。

不登校や行き渋りについて、ふだんから子どもや保護者の方とお話しする機会が多い私ですが、今回は「なるほど」「もっと学びたい」と思うことがたくさんありました。

この記事では、フォーラムで学んだことや、保護者の方とお話しして感じたことを、私自身の振り返りも兼ねてお伝えします。お子さんのことで悩んでいるお母さん、お父さんに、少しでも読んでいただけたらうれしいです。

子どもが「学校が楽しい」と思える理由は?

フォーラムの中で、こんな問いかけがありました。

「子どもが学校生活を楽しいと思える理由を、3つ挙げてみましょう」

私はすぐに「友達との関係」「勉強がわかること」「学校行事などの楽しい思い出」かな、と考えました。

ところが、答えとして挙げられたのは「友達」「勉強」「先生との関係」でした。

「先生との関係」は、私にとって新しい気づきでした。でも言われてみれば、子どもにとって担任の先生はとても大きな存在ですよね。

「この先生なら話せる」「この先生は自分のことをわかってくれる」と思えるだけで、学校は安心できる場所になります。反対に、先生との関係に不安があると、それだけで学校がつらくなってしまうこともあります。

ポイント
子どもが学校を楽しいと感じるには「友達」「勉強」に加えて、「先生との関係」も大切な支えになっています。

子どもの様子が変わりやすい時期があります

フォーラムでは、統計をもとに、子どもたちの様子が変わりやすい時期のお話もありました。

4〜5月(新学期)

新しい学年、新しいクラス、新しい先生。子どもにとっては、まわりの環境がガラッと変わる時期です。

9月(夏休み明け)

長いお休みのあと、学校のリズムに戻ることが負担になる子もいます。

2月(年度の終わりごろ)

今回、私が特に印象に残ったのがこの時期です。進級や進学、クラス替えを意識しはじめて、子ども自身も気づかないうちに不安が大きくなっていることがあるそうです。

私はこれまで、4月・5月をとくに大切にしなければ、と思っていました。でも2月にも目を向けることが大事なのだと、教えていただきました。

大切にしたいこと
「子どもの様子が変わりやすい時期」を、学校も家庭も知っておく。それだけで、小さなサインに早めに気づきやすくなります。
そして、子どもの一番近くにいる担任の先生が、その小さな変化に気づいてくれることも、とても大きな助けになります。

不登校は「子どもだけの問題」ではありません

今、不登校のお子さんは増えています。

私はどうしても「子どもをどう支えるか」に目が向きがちでした。でも今回のフォーラムでは、不登校によって、保護者の方の生活も大きく変わるというお話がありました。

たとえば、こんなことです。

  • 仕事を休まなければならなくなる
  • 働き方を変えざるをえなくなる
  • 自分の予定や行動を我慢することが増える

これは、ご家庭だけで抱えるものではなく、社会全体で考えていくことなのだと思います。

子どもを支えるために
子どもへの支援と同じくらい、保護者の方が安心して暮らせる環境づくりも大切です。

情報が多いからこそ、迷ってしまう

保護者の方のお話を聞いていて、印象に残ったことがあります。それは、困りごとは「情報がないこと」だけではないということです。

今はインターネットで検索すれば、たくさんの情報が出てきます。支援してくれる機関も、学校以外の学びの場も、相談できる場所もあります。

でも、だからこそ、こんなふうに迷ってしまうのではないでしょうか。

  • 結局、どこに相談したらいいの?
  • 誰を頼ればいいの?
  • この情報、信じていいの?

交流相談会でも、「いろいろ調べているけれど、最初の一歩が出ない」「今の自分はどうしたらいいのかわからない」と話してくださる方がいました。

こんなふうに思いました
「誰かに話を聞いてみよう」と思って、こうした場に足を運んだこと。それ自体が、もう一歩前に進んでいるということだと思います。

親の会に行くと、どんないいことがあるの?

今回、「不登校を語る親カフェ ポレポレ」の代表・竹内さんのお話もありました。

私は、親の会の良いところは「情報が得られる」「話すことで気持ちが少し軽くなる」ことだと思っていました。でも、それだけではありませんでした。

親の会の、もうひとつの良いところ

  • ほかの方の話を聞くことで、自分の状況を少し離れて見られる
  • 「自分が悪いのかも」と、自分を責めなくてよくなる

利用できるところがあれば、ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。

「自分だけじゃない」と思える場所

交流相談会では、保護者の方同士でお話しする時間もありました。

不登校になったきっかけも、お子さんの年齢も、ご家庭の状況も、みなさんそれぞれ違います。それでも、「子どものことで悩んでいる」という気持ちは、どこかでつながっているんですよね。

悩んでいるのは自分だけじゃない。わかってくれる人がいる。それだけで、心がふっと軽くなることがあります。

情報を得る場所だけでなく、気持ちを分かち合える場所も、私たちには必要なのだと改めて感じました。

子どもを元気にするために、まずお母さんが元気でいること

交流の中で、こんなお話をしました。

  • 「お母さん自身は、リラックスできていますか?」
  • 「1日の中で、好きなことをする時間はありますか?」

すると、こんな声が聞こえてきました。

  • 「少し子どもと距離を置く時間をつくっています」
  • 「子どもとハグする時間を大切にしています」
  • 「3秒だけでも、ハグするようにしています」
  • 「仕事に出て、気分転換しています」

どれも、とても素敵な工夫だと思いました。

子どもの心と体を元気にすることはもちろん大切です。でも、一番近くにいるお母さんが疲れ切ってしまったら、支えることも難しくなってしまいます。

お母さんが元気でいることも、立派な子どもへの支援です
自分の時間をとることは、わがままではありません。子どものためにも、どうぞ自分をいたわってあげてくださいね。

親ができることは「今すぐ答えを出すこと」ではありません

今回のフォーラムで、私が一番心に残ったのはこのことです。

親は、今すぐ子どもの問題を解決しなくてもいいのかもしれない

子どもが悩んでいると、「どうしたらいいんだろう」「なんとかしてあげなきゃ」と、つい焦ってしまいますよね。

でも、子どもの人生には、いろいろな道があります。学校に戻ることだけが答えではありませんし、学び方も、進路も、ひとつではありません。

だから、親ができることのひとつは、情報を集めて、いろいろな人に出会い、選択肢を知っておくことだと思うのです。

そうしておけば、いつか子ども自身が「これをやってみたい」「こんなところに行ってみたい」と思ったときに、「こんな方法もあるよ」と、そっと差し出してあげられます。

そのためにも、ひとりで抱え込まず、いろいろな場所に足を運んで、いろいろな人の話を聞いておくことが大切なのだと思います。

私自身も、まだまだ学び続けます

今回、進学についてもさまざまなご意見やご質問が出ました。正直なところ、私自身まだ知らないことも多く、十分にお答えできない場面もありました。それは私の反省点です。

でも同時に、こうも思いました。「相談を受ける立場だから、全部知っていなければ」ではなくていいのだと。

私自身も学び続けながら、必要なときに、必要な人につなげる存在でありたい。

不登校や多様な学びについて、私ひとりですべてを支えることはできません。学校、支援機関、医療、福祉、学びの場、そして保護者同士。いろいろな人がつながることが大切だと思います。

今回は、交流相談会の進行役の方々ともお話しできました。同じように子どもや保護者を支えようとしている方とつながれたことは、私にとって大きな財産です。

「この人なら話せる」と思える人に出会うために

不登校のお子さんと保護者を支える場所は、少しずつ増えてきていると感じます。

だからこそ、ひとりで答えを探し続けなくても大丈夫です。

いろいろな場所に顔を出してみる。話を聞いてみる。そのなかで「この人なら話してみてもいいかも」と思える人に出会えたら、それだけでお母さんの気持ちは少しずつ変わっていくのではないでしょうか。

私もそんな「つながり」のひとつになれるよう、これからも学んでいきたいと思います。

これから、私がやっていきたいこと

今回のフォーラムを通して、改めて思ったことがあります。

「困ってから」ではなく、「困る前」から相談できる場所をつくりたい

不登校になってからだけではなく、こんな小さな「気になる」の段階から、一緒に考えられる場所です。

  • 学校に行きづらくなってきた気がする
  • 勉強が少し心配
  • 友達関係が気になる
  • 学校では元気と言われるけれど、家ではとても疲れている

私はこれまで小学校の教員として、特別支援学級の担任も含めて、たくさんの子どもたちと関わってきました。今は、子どもへの学習支援だけでなく、保護者の方のお話を聞いたり、学校や関係機関とつながったりすることも大切にしています。

子どもを変えるのではなく、その子に合った育ち方を、一緒に見つける。
そのために、まず子どものことを知る。そして、保護者の方がひとりで抱え込まないようにする。
そんな支援を、これから少しずつ広げていきたいです。

今回のフォーラムでお会いした皆さま、そしてお話を聞かせてくださった保護者の皆さま、貴重なご縁と学びをありがとうございました。

これからも学び続けて、必要なときに必要な情報をお渡しできる、「子どものことを相談できる存在」でいたいと思います。またこのような学びの場にも、参加していきたいです。

親のカフェポレポレ こまりんこの情報箱

不登校向けの情報がたくさんあります!ぜひ見てください。私もブログを読ませていただき学ぶところが多くあります。

こまりんこの情報箱
mitoさんのブログです。最近の記事は「今日は札幌、多様な学びを支える保護者等フォーラム」です。


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