「学校に行きたくない…」

01:不登校・行き渋り

「先生からは、学校では元気ですって言われました。」

でも、家に帰ってくると、

「学校に行きたくない」
「今日もこんなことがあった」
「あの先生が嫌だ」
「あの子が嫌だ」

そんな話ばかり…。

「学校では元気なのに、どうして?」

そう思ったこと、ありませんか?

実はこれ、そんなに不思議なことじゃないんです。

ふゆ
ふゆ

札幌 桑園で不登校支援している ふゆ です

朝から「行きたくない」と言われたら…

親子で気持ちがまいってしまうますね💦

「学校では元気」は、頑張っている証かもしれません

子どもにとって、家庭は「安心できる場所」。

学校では、先生の話を聞いたり、友達に合わせたり、ルールを守ったり…。

「今はこうしたほうがいいな」と考えながら過ごしていることも多いんです。

学校で頑張っている分、家に帰るとホッと気が抜ける。

そして、安心できるお母さん・お父さんに、

「疲れた」
「嫌だった」
「本当は行きたくない」

という気持ちを出すことがあります。

言い換えると、

家が、安心して本音を出せる場所になっている

とも考えられるんですね。

だから「学校では元気です」と言われたら、まずは少し安心してもいいのかもしれません。

反対に、学校で困った行動が出る子もいます

子どもの姿って、環境によって変わるものです。

家庭では厳しく叱られることが多い子が、学校ではとても賑やかだったり、先生の話を聞かなかったり、ルールを守れなかったり…ということもあります。

これは、

「学校では問題のある子」「家ではいい子」

と、そんなに単純に分けられるものじゃありません。

その子が、その環境の中でどう過ごしているのか。そこを見てあげることが大切です。

でも、「家でぐったり」は少し気にしてほしい

学校から帰ってくると、毎日のようにぐったりしている。

イライラする。泣く。不機嫌になる。何もしたくなくなる。

そんな様子が続いているなら、

「学校では元気だから大丈夫」

とだけ考えるのは、ちょっと待ってみてもいいかもしれません。

学校で、

「本当は嫌だけど、やらなきゃ」
「助けてほしいけど、言えない」
「わからないけど、わからないと言えない」
「友達に合わせなきゃ」

と、たくさん我慢している可能性もあるんです。

一つひとつは小さな我慢でも、それが毎日積み重なっていくと、大きな負担になることがあります。

そしてその積み重ねが、

「学校に行きたくない」

という気持ちにつながることも。

子どもの「不満」は、全部なくさなくてもいい

子どもが学校の不満を話してきたとき、

「そんなことくらい我慢しなさい」
「学校なんだから仕方ないよ」

そう言いたくなること、ありますよね。

でも、大切なのは、

その不満は改善したほうがいいものなのか。
それとも、少し我慢していけるものなのか。

を見極めること。

友達との関係なのか。先生とのやりとりなのか。勉強なのか。教室の環境なのか。それとも、本人の疲れが大きいのか。

子どもの話を聞きながら、一つずつ整理していくことが大切です。

「勉強がわからない」が理由なら、学力をつけることも大切に考えましょう

学校生活の中で、勉強している時間はとても長いもの。

「授業がわからない」
「みんなはできているのに、自分はできない」

そんな経験が続くと、子どもは少しずつ自信を失っていくことがあります。

だからこそ、

「少しわかる」「できた」「前よりできるようになった」

という経験を増やすことも大切です。

授業が少しわかるようになることで、

「学校ってちょっと楽しいかも」

と感じられるようになることもあります。

ただし、学校に行きたくない理由が勉強だけとは限りません。

友達、先生、集団生活、音や刺激、疲れやすさなど、

いろいろな要素が重なっていることがあります。

だからこそ、

「勉強ができるようになれば全部解決」

と決めつけず、その子の学校生活全体を見ることが大切です。

「うちの子は今、どんな状態なんだろう?」

子どものことを一番近くで見ているのは、お母さんやお父さんです。

でも、近くにいるからこそ、見えにくくなることもあります。

そんなときは、誰かに話してみてください。

先生でもいい。家族でもいい。支援機関でもいい。子どもに関わる第三者でもいい。

「うちの子、今どんな状態に見えますか?」

と聞いてみる。

第三者の視点が入ることで、

「そういえば、最近こんな変化があったな」

と気づくことがあります。

そして、一番大切なのは……

子どもの様子をよく見るためには、大人にも余裕が必要です。

だから私は、

お母さん、お父さんが元気でいることも、

子どもにとって大切な安心材料

だと思っています。

全部を完璧にしなくて大丈夫。

「これくらいなら大丈夫かな?」
「ちょっと気になるな」
「どうしたらいいんだろう?」

そんなふうに悩みながら、一緒に子どものことを考えていけばいいのだと思います。

「学校では元気です」

その言葉を聞いたら、

「じゃあ大丈夫」

で終わらせるのではなく、

「この子は学校でどんなふうに頑張っているんだろう?」

と、少しだけ子どもの内側を想像してみる。

そして、気になることがあれば、一人で抱え込まず誰かに相談する。

困ってからではなく、「ちょっと気になる」の段階からつながっておく。

そんな子育てができたらいいなと思っています。

悩みながらで大丈夫です。
一緒に、その子に合った育ち方を見つけていきましょう。

9月12日(土)14:00~15:30

「学校へいきたくない」と言われたら親にできること
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