
うちの子 ”ちょっと気になる” そんなママを支える
札幌の ふゆ です。
「学校に行っていないから、勉強が遅れてしまう……」
「このままで大丈夫かな?」
不登校や行き渋りのお子さんを育てていると、勉強のことが気になってしまいますよね。
学校で習うはずのことを、まだ習っていない。
教科書も、あまり進んでいない。
まわりの子は、どんどん先に進んでいる。
そんな様子を見ていると、
「今の学年の勉強を、やらせなきゃ」
と、あせってしまうのも当たり前だと思います。
でも、ここで少しだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

今のお子さんに本当に必要なのは、「今の学年の勉強」なのでしょうか?
勉強には「積み重ね」がある
勉強は、下から順番に積み上がっていくものです。とくに算数は、それがはっきりしています。
たし算・ひき算ができるようになるには、その前に
- 数がわかる
- どっちが多いか比べられる
- 10までの数がわかる
という土台がいくつも必要です。その土台の上に、次の勉強が積み重なっていきます。
だから、
「今は3年生だから、3年生の勉強をやろう」
と決めつけてしまうと、うまくいかないことがあります。
大切なのは、
「この子は、今どこまでできているのかな?」
を、まず見つけてあげることです。
「どこまで戻るか」ではなく、「どこから始めるか」
たとえば国語で、1年生の教科書を読むのが難しいとします。
だからといって、1年生の教科書を何度も読ませなくてはいけない、というわけではありません。
まずは、絵本のような読みやすいものから始めてみる。
- 短い文章なら読める
- ひらがなだけなら読める
- 絵と一緒だと内容がわかる
そんな「できること」を、ひとつずつ見つけていきます。
そして、
「もうちょっと頑張ったらできそう」
というところに、ちょっとだけ挑戦してみる。
できたら、また少しだけ先へ。
この繰り返しでいいのです。
その子に合った「ちょっとだけ背伸び」がちょうどいい
勉強は、
「その学年だから、この内容」
とは限りません。
「今、自分にできること」+「ちょっとだけ背伸びしたこと」
くらいが、その子にとってちょうどいいことがよくあります。
難しすぎると、
「やっぱり自分にはできない」
という気持ちになってしまいます。
かんたんすぎると、今度はつまらなく感じてしまいます。
だからこそ、
「これなら、できそう」
と思えるところから始めることが大切です。
この加減がほんとうに難しい💦
これは何回も失敗したからこそ言えることかもしれません。
「勉強しなきゃ」だけでは、子どもの心は動かない
不登校のお子さんを見ていると、
「このまま勉強しなくて、本当に大丈夫かな……」
と、お母さんの方が焦ってしまうことがあります。その気持ちは、とてもよくわかります。
でも、子どもに
「将来困るから、今のうちに勉強しなさい」
と言っても、なかなか心には響かないことがあります。
なぜなら、子どもにとって「将来」は、まだまだ遠い先のことだからです。
それよりも、
「今、何がしたい?」
「今なら、何ができそう?」
という方が、ずっと身近に感じられます。
だから、まずは
「今できること」を認めてあげること。
そして、
「できたね!」
「ここまでできるようになったね!」
と、一緒に喜んであげること。
その積み重ねが、
「私、できるかも」
「やってみようかな」
という気持ちにつながっていきます。
そしてその先に、
「勉強って、ちょっと楽しいかも」
という気持ちが、生まれてくるのかもしれません。
脳の発達の関係もあるので、一気に情報が結びつくときもあります。
「できる」を見つけてくれる人がいること
自分ができることを、ちゃんと認めてもらえる。
できなかったことじゃなく、できたことを見つけてもらえる。
そんな存在が近くにいることは、子どもにとって大きな支えになります。
一番近くにいる家族だからこそ、できることもあります。
でも、
「どこまでできるのか、わからない」
「どこから勉強を始めればいいのか、わからない」
ということも、あると思います。
そんなときは、一人で考え込まなくても大丈夫です。
学校の先生や支援者、塾の先生など、お子さんの学びを見てくれる人に、
「今、この子はどこまでできていますか?」
と聞いてみるのも、ひとつの方法です。
勉強の遅れが心配になったら
あせる気持ちは、よくわかります。
「何かやらなきゃ」と思うのも、自然なことです。
でも、ちょっとだけ立ち止まってみてください。
今、この子は何ができる?
ちょっと背伸びしたら、何ができそう?
まずは、そこを探してみませんか?
学年ではなく、
その子に合った学びを、その子のペースで。
一歩ずつでも、
「できた」を積み重ねていけばいい。
それは、決して遠回りではありません。
子どもの「できる」を、一緒に見つけていくこと。
そこから、その子の学びが始まっていくのだと思います。
もし「どこから始めたらいいのかわからない」と感じたら、一人で抱え込まずに、誰かに相談してみてください。
困る前に、つながる支援を。
その子に合った育ち方、学び方を、一緒に見つけていきましょう。
何とかしたいと思っているあなたを、私は応援しています。
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