~不登校の先にあるそれぞれの道~
先日、不登校を経験されたあとに高校や大学へ進学された方のお話を聞く機会に参加してきました。
「不登校を語る親カフェ ポレポレ」さんのイベントです。
不登校を語る親カフェ ポレポレ|札幌の不登校親の会
最近、私自身も「今はどんな進学先があるのだろう」「どんな学びの形があるのだろう」と気になり、情報を集めているところでした。
今は、さまざまな学びの場が用意されていて、進路の選択肢も本当に増えています。
公立高校(全日制・定時制)、私立高校、通信制高校、専門高校、高等専門学校など…。
名前は聞いたことがあっても、それぞれの違いや実際の様子までは、なかなか知る機会がありませんでした。

今回のお話では、学校の種類についての基本的なことから、
今の教育の中で大切にされている考え方、
さらに大通高校や有朋高校の具体的なお話まで聞くことができました。
ホームページではわからないような現場の声が聞けたことは、とてもありがたい時間でした。
そして何より印象に残ったのは、

今、実際に高校や大学に通っている4名の方のお話です。
不登校だった当時、どのように過ごしていたのか。
いつ頃から進路を考え始めたのか。
どんな言葉が嬉しくて、どんな言葉がつらかったのか。
一つひとつの言葉に重みがあり、
胸にぐっとくる場面もありました。
今はアルバイトをしながら学校に通い、前に進んでいる姿を見せてくださり、
その変化を感じることができました。
ただ同時に、
今この瞬間も、外に出ることが難しかったり、
なかなか一歩が踏み出せずにいるお子さんもいらっしゃると思います。
だからこそ、今回のお話から感じたのは、
「変わりたい」と思うタイミングやスピードは、人それぞれだということでした。
そして、その瞬間は、きっとどの子にも訪れる可能性があるのではないかと、
静かな希望のようなものも感じました。
子どもにとって一番近くにいる大人が、
安心できる場所であること。
「大丈夫だよ」
「ここにいていいよ」
そんなふうに、そっと寄り添える存在でいられたら…。
それだけでも、その子にとって大きな力になるのかもしれません。
今回お話をしてくれた方の中で、
「共感してほしい」という言葉が、強く心に残りました。
それはきっと、
「自分の気持ちをわかってほしい」
「そのままの自分を受け止めてほしい」
という思いなのだと感じました。
その言葉を聞きながら、
私は自分自身の関わり方を振り返りました。
以前、娘に
「お母さんって、最初に否定することが多いよね」
と言われたことがあります。
そのときには気づいていませんでしたが、
振り返ると、つい先回りして心配しすぎたり、
良かれと思って言葉を選んでいるつもりが、
受け取る側にはそう感じられていなかったのかもしれません。
今、娘は大学生となり、親元を離れて生活しています。
もっとゆっくり話を聞けていたら…。
そんな思いが浮かぶこともあります。
当時は、仕事や日々のことに追われて、
私自身にも余裕がなかったのだと思います。
だからこそ今は、
「心の余裕を持つこと」の大切さを強く感じています。
完璧でなくても大丈夫。
迷いながらでも大丈夫。

そんなふうに、自分自身にも声をかけながら、
これから出会う子どもたちや保護者の方に、
少しずつ気づいたことをお伝えしていけたらと思っています。


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