自立」と「自律」—不登校の子どもに今、本当に大切なこと
「学校に行けていない今、何を大切にすればいいのだろう」
そんなふうに感じている親御さんは、とても多いと思います。
私も、支援学級の担任をしていたとき、ずっと考えていたことがあります。
それは——
子どもたちが大人になったとき、どんな力があれば生きていけるのか?
■ゴールは「社会的・経済的な自立」
子どもたちはいつか大人になります。
そして仕事をしながら、自分の人生を歩んでいきます。
そのときに必要になるのは、
「社会的・経済的に自立する力」です。
では、そのために——
小学生の時期に、どんなことができればいいのかな?って
■「自立」=できることを増やすこと

学校での日常を思い浮かべてみてください。
朝来たら ・ジャンバーをかける
・ランドセルから必要なものを出す
時間になったら ・みんなで挨拶をする
・学びの時間に入る
学びの中では ・好きなことだけでなく
・興味のないことにも触れる
こうした一つひとつの積み重ねの中で、
子どもは少しずつ
「自分でできること」を増やしていきます。
私はこれが、「自立」だと捉えています。
■では「自律」とは何か?
辞書では、自律とはこう書かれています。
「他者からの制約を受けることなく、自分で決めた規範に従って行動すること」
少し難しく感じますよね。
教育の現場で考えると、私はこう捉えています。
👉 自分で選び、自分で行動すること

■「どっちでもいい」が増えていませんか?
子どもたちと関わる中で、こんな言葉を聞くことがあります。
「どっちでもいい」
「どうでもいい」
一見すると小さな一言ですが、
私はここにとても大事なサインを感じています。
なぜなら——
「選ぶ力」を使っていない状態だからです。
そのため私は、あえてこう伝えます。
👉「あなたはどっちがいい?」
これは、答えを求めているのではありません。
“自分で選ぶ経験”を大切にしたいから
■不登校の今こそ、育てられる力
学校に行けていないと、
「学びが止まってしまっているのでは」と不安になることもあります。
ですが私は、そうは考えていません。
むしろ今だからこそ——
・自分のペースで考える
・自分で選ぶ経験を積む
・小さな「できた」を積み上げる
そんな時間を大切にすることで、
「自立」と「自律」どちらも育てていくことができると思っています。
■大切にしたい2つの軸
私は子どもたちに関わる中で、
この2つをとても大切にしています。
✔ 自立:自分でできることを増やす
✔ 自律:自分で選び、行動する
どちらか一方ではなく、
どちらも大切に育てていくことが、
未来につながる力になると信じています。
■保護者の方へ
もし今、
「何をさせればいいのか分からない」
「勉強をさせなければと焦ってしまう」
そんな気持ちがあったら…
少しだけ視点を変えてみてください。
👉「この子は今、自分で選んでいるかな?」
👉「自分でできることは増えているかな?」
それを一緒に見ていけたら、
子どもは確実に前へ進んでいきます。
無料相談受け付けております。モヤモヤしてる気持ちを誰かに伝えることで整理することができます。私は、アドバイスや導くよりも話を聞くことを大切にしていますので、どうかお気軽にご相談くださいね。


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