
今回「学校に行きたくない」言ったときのわが子の体験談を載せています。
学校へ行かせるか、いかせないかはとても迷いますね。
迷っている方にちょっと参考になったら嬉しく思います。

「学校に行きたくない」
子どもがそう言い始めたとき、私たち大人には何ができるのでしょうか。
私は、行き渋りが始まった段階で、子どもの困りごとに気づき、その子に合った方法を一緒に考えることが大切だと思っています。学校には、子どもが学び、成長していくための貴重な環境があるからです。
今回は、私が学校で学ぶ経験を大切にしたい理由と、困り始めた段階から支える意味についてお伝えします。
🌼 学校には、学校だからこそ得られる学びがある
学校では、勉強だけでなく、毎日のいろいろな経験を通して子どもが成長していきます。
- 友達と力を合わせること
- 自分の思いを伝えること
- 自分とは違う考えの人と関わること
- 思いどおりにならないとき、どうしたらいいか考えること
こうした経験を重ねる中で、子どもは少しずつ、人との関わり方や、集団の中で過ごす力を身につけていきます。学習面だけでなく、心や人との関わりの面でも、学校で得られるものは大きいと感じています。
もちろん、こうした力は学校だけで育つものではありません。家庭や地域など、いろいろな場所で育まれます。それでも学校には、同じ年ごろの子どもたちと毎日関わりながら学べる環境があります。
公立の小・中学校は授業料が無償で、すべての子どもに教育の機会が保障されています。学校以外の場所で学びや人とのつながりを求めると、施設やサービスによっては費用がかかり、家庭の事情で選べる環境が限られてしまうこともあります。
だからこそ私は、学校という環境を活用できる子どもたちには、その中でたくさんの経験をしてほしいと思っています。
🌸 でも、すべての子どもが同じように過ごせるわけではない
学校には大切な学びがあります。けれども、今の学校の環境に、すべての子が無理なくなじめるわけではありません。同じ教室にいても、困りごとは一人ひとり違います。
子どもが「学校に行きたくない」と言い始めたとき、私たちにできるのは、「頑張って行こうね」と励ますことだけではありません。
子どもの行動の裏側にある気持ちに、目を向けてみましょう。
✔ 何が嫌なんだろう?
✔ どんなことに困っているんだろう?
✔ どうしたら、少し過ごしやすくなるだろう?
子ども自身も、なぜ嫌なのか、何に困っているのかを、はっきり言葉にできるとは限りません。だからこそ、周りの大人が様子を見ながら、一緒に考えていくことが必要なのです。
🌻 困り始めた段階から、できることを考えたい
最初は「今日はお休みしたい」という言葉だったのに、少しずつ休む日が増え、学校から足が遠のいていくことがあります。もちろん、突然行けなくなる子もいますし、すべての不登校が同じ経過をたどるわけではありません。
それでも、行き渋りが見えた段階で困りごとに気づき、必要な支援を考えることには大きな意味があると思っています。
📝 わが家の体験
あるとき、わが子が「学校に行きたくない」と言って、休もうとしたことがありました。
1日目は、まず様子を見ようと思って休ませました。ところが2日目も、同じ様子です。
そのとき私は、1日休むと、次に行くときの「行きたくない」気持ちが、前より強くなることを感じました。そこで、「全部の授業に出なくてもいいよ。少しでも学校に行けたらOKにしよう」と、わが子と一緒に目標を決めました。
そして、「保健室でお話しして、帰っておいで」と伝えました。
同時に、すぐに担任の先生と保健室の先生に連絡をして、わが子の様子と、この目標を伝えました。
保健室で話を聞いてもらえたことで、わが子は少し安心したようでした。その後、また学校に通えるようになりました。
🌟 このときのポイント
- 「行く or 休む」の二択にせず、小さなゴールをつくった
- 先生にすぐ相談して、家庭と学校で同じ方向を向いた
- 保健室という安心して話せる場所を使った
※これは、わが家の場合の話です。お子さんによって、合う方法はそれぞれ違います。
子育ての中では、こんなふうに、その子に合った関わり方を探していくことが大切だと感じます。例えば、こんな方法があります。
- 学習につまずきがあるとき → その子に合った学び方を考える
- 集団で過ごすのがしんどいとき → 学校と相談して、環境を整える
- 疲れがたまっているとき → まずは休むことを優先する
一人ひとりに合った方法を探すことで、学校で過ごしやすくなる子もいます。
目指したいのは、何としても学校に行かせることではありません。
子どもの困りごとに気づき、その子に合った環境で学び、成長できるようにすることです。
学校は、先生や保健室など、頼れる人がいる場所です。頼れるときは、ぜひ頼ってください。
でも、学校の建物そのものや、子どもたちの声がどうしてもつらいというお子さんもいます。そんなときは、無理をしないことも、同じくらい大切です。学校以外の場所も含めて、安心して学べて、人ともつながれる場所を一緒に考えていきましょう。
🌷 すでに学校に行けていないお子さんのお母さんへ
この記事を読んでくださっている方の中には、今、学校に行けていないお子さんを育てている方もいらっしゃると思います。「もっと早く気づいてあげればよかった」と感じている方もいるかもしれません。
どうか、ご自分を責めないでください。
子どもが何に困っているのかは、本人にも分からないことがあります。大人が気づこうとしても、すぐには分からないこともあります。それは、あなたの子育てのせいではありません。
そして、学校に行けなくなったからといって、成長の機会がなくなるわけではありません。
- 今は、ゆっくり休むことが必要な子
- 家庭で、安心を取り戻すことが大切な子
- 学校以外の場所で、人との関わりや学びを少しずつ広げていける子
大切なのは、今の子どもの状態を知り、その子に合った方法を一緒に探していくことです。



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