「勉強が嫌い?」 子どものつまずきを見つけるヒント

04:子育て
ふゆ
ふゆ

プリントに取り組むコツをちょっとだけ参考になったら嬉しいな。
私が幼児さんとプリントをするときはこんな声掛けをしています♪

「プリントをやろうとすると嫌がる」
「何度教えても、なかなか覚えられない」
「小学校に入るまでに、もう少しできるようになってほしい」

年長さんになると、お子さんの学習について、こんな悩みを感じることはありませんか?

🌸 子どものために、できることを増やしてあげたい。

そんなお母さんの思いは、子育てをしている方なら誰でも感じる、とても自然なことだと思います。

でも、思うように学習が進まないとき、少し立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

それは、「この子は、何に困っているのだろう?」という視点です。

「プリントが嫌い」の理由は、一つではありません

たとえば、プリントを嫌がる子がいたとします。その姿だけを見ると、「勉強が嫌いなのかな?」と思うかもしれません。

でも、実際にはさまざまな理由が考えられます。

☀️ 「嫌がる」の裏側にあるかもしれないこと

  • 問題の意味がわからず、答え方がわからない
  • 鉛筆を持って書くことが難しい
  • 点線をなぞったり、枠の中に書いたりすることが苦手
  • 問題が難しくて、自信をなくしている
  • 取り組むことに興味が持てない

同じように嫌がっていても、困っているところが違えば、必要な対応も変わります。

💡 こんな子もいます

絵を見て答える問題なら正解できるのに、同じ内容をプリントで出すと手が止まってしまう子。この場合は、問題の内容がわからないのではなく、書くことに難しさがあるのかもしれません。

反対に、鉛筆を持って書くことはできても、問題の意味がわからず困っている子もいます。

表面に見える行動だけでは、本当のつまずきはわからないことがあります。

「できない」ではなく、「どんなときならできる?」と考える

子どもは、自分が何に困っているのか、いつも上手に説明できるわけではありません。だからこそ、大人が子どもの様子をよく観察することが大切です。

たとえば、プリントを始めるとすぐに席を離れてしまう子。「集中力がないのかな?」と思うかもしれません。

でも、問題が難しくて何をすればよいかわからないのかもしれませんし、長い時間座って取り組むことが、その子の今の発達段階では難しいのかもしれません。

🌷 そんなときは、条件を変えて様子を見てみましょう

  • 問題を一つに減らしてみる
  • 短い時間で区切ってみる
  • 口頭で答えられるようにしてみる

すると、どんな方法なら取り組みやすいのか、少しずつ見えてくることがあります。

「できない」と決めつけるのではなく、「どんな条件ならできるのかな?」と考えてみる。

それが、その子に合った学び方を見つける第一歩になります。

「これくらいできるはず」を、少し横に置いてみる

小学校入学を控えると、「今のうちに、ここまではできるようになってほしい」と思うこともありますよね。

大人は「今やっておけば、あとで困らない」と先のことを考えて行動できます。でも、幼児期の子どもは、将来のために今頑張るという見通しを持つことが、まだ難しい場合があります。

だからこそ、まずは「今、この子が取り組めることは何だろう?」と考えてみてほしいのです。

🌟 目標を小さくしてみる例

  • プリントを嫌がっているなら、まずは一問だけにしてみる
  • 一人で解くのが難しければ、一緒に考えてみる
  • 鉛筆で書くことが負担なら、最初は指で答えを指してもらう

そして、取り組めたら「できたね!」「一緒に考えられたね!」と、その経験を一緒に喜びましょう。

💕 目標を小さくすることは、何も求めないということではありません。
今できるところから始めて、少しずつ次のステップにつなげていくことです。

苦手なことにも、その子に合った入り口を

子どもが嫌がるとき、無理に続けさせたほうがよいのか、それともやめたほうがよいのか、迷いますよね。

大切なのは、嫌がる理由を考え、必要に応じて方法や環境を工夫することです。

✏️ たとえば、文字を書くことが苦手な子でも…

文字そのものに興味がないとは限りません。
・自分の名前の文字を見つけることは好きかもしれません
・文字カードを並べて言葉を作ることなら楽しめるかもしれません

その子が取り組みやすい方法から始めて、少しずつ次のステップにつなげていくこともできます。

苦手なことをすべて避けるのではなく、その子が学びに向かえる「入り口」を見つけること。それが、私の大切にしている考え方です。

その子に合った学び方を、一緒に考えませんか?

札幌にある子育て支援Ringでは、子どもの行動や様子を手がかりに、得意なことや苦手なことを整理し、その子の発達に合った学び方や環境を一緒に考えることを大切にしています。

🌸 私は元小学校教員として、特別支援学級を含め、さまざまな子どもたちと関わってきました。その経験を生かしながら、お子さんの今の姿に合わせた方法を一緒に考えていきます。

💬 こんなお悩みはありませんか?

「どこでつまずいているのかわからない」
「家庭で、どう関わったらよいのだろう?」

そんな悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

できないことだけを見るのではなく、
その子が学びやすい方法を見つける。

一人ひとりに合った学び方を見つけることが、「わかった!」「できた!」という経験を増やし、自信を持って次の一歩を踏み出すことにつながると、私は考えています。🌼

コメント