小さな一歩が、大きな自信につながっていく
通ってくれている子どもの、最近のうれしい変化についてお話しします。
最初は、一人でトイレに行くことが怖くてできなかったお子さんがいました。
どう声をかけたらいいのか、どうお願いしたらいいのかが分からず、不安でいっぱいだったのだと思います。
そこでまずは、
「こう言ってみたらどうかな?」
「一緒に、真似して言ってみようか」
と、言葉の形を一緒に練習することから始めました。
お家では困らなくても、
学校や初めての場所など、環境が変わると必要になる言葉があります。
けれど、最初は誰でも分かりません。
「なんて言えばいいの?」
「どう振る舞えばいいの?」
勇気を出してやってみたけれど、うまくいかなかったり、思いがけず注意されてしまったり…。
そんな経験が重なると、怖くなってしまう気持ちも自然なことだと思います。
最初から上手にできる子はいません。
実は、私自身もそうでした。
だからこそ、
「少しだけ、やってみようか」
そんなふうに、ちょっぴりのチャレンジを大切にしています。
その誘いに応じてくれた背景には、
少しずつ私のことを受け入れてくれたこと、
そして、その子の話をゆっくり聞き、
好きなことや得意なことをたくさん認めてきた時間があったのかな、と感じています。
「自分はここにいていい」
「認めてもらえる存在なんだ」
そう感じられると、自然と
「やってみようかな」という気持ちが芽生えてくるのだと思います。
そして、挑戦できたことを丁寧に認め、褒めて、次へつなげていく。
それが、
「トイレに行きます」と言えるようになることだったり、
「使ってもいいですか?」と自分から聞けるようになることだったり。
どれも、人との関わりの中でとても大切な力です。
後日、
「ここで練習したことが、学校でもできるようになりました」
と、うれしい声を聞かせていただいた時、胸がいっぱいになりました。
子どもたちの小さな一歩は、確実に前に進んでいます。
これからも、一人ひとりのペースを大切にしながら、
成長する姿をそっと応援していきたいと思います。
「ここなら大丈夫かもしれない」
そう感じていただけたなら、まずは一度、お話しに来てください。
お子さんのこと、そして保護者の方のお気持ちも、
ゆっくり聞かせてくださいね。


コメント