学習支援と聞いて、どのようなことを想像されますか?
私が考えているのは、わからないことを教えるだけではなく、「学習することが楽しい、できることが増えて、自分ってできるんだ!」って感じてもらうことを目指しています。学習ができることも大事ですが、子どもが「学ぶことが楽しい。」って思えることがとても大事だと思うのです。
なので、楽しませる工夫をたくさんします。教材は、子どもの好きな物を取り入れます。ポケモンが好きなら、ポケモンの名前をカタカナで描いたり、ポケモンの技を説明したり好きな物を学習と一致させることを取り入れます。書くことが苦手なら、タブレットで行うことも考えます。これは、今まで特別支援学級の担任をした経験からできることだと思っています。
学習支援を行う前に、ご家庭と一緒にゴールを設定することからスタートしたいと考えています。
それには、まず子どもの現状を把握します。読み・書き・計算の学習はどの学年まで身についているのか、何が得意で、どのようなことに不安を感じているのか。どんなことが嫌いなのか。子どもと対話して、遊びながら観察をします。
さらに、お家で行うことで子どもは安心して取り組むことができます。他の場所に不安を持つお子さんには特に適していると思います。お子さんの大切な物や好きな物を紹介してもらいながら、どのように説明してくれるのかを聞いて、伝える力はどのくらいあるのかを知ることができます。
このように、お子さんの言動、気持ちを読み取り、お子さんの現状を知ったうえで、ご家庭の方と話し合ってゴールを決めます。
ゴールの設定は様々で、「学校に楽しく通う事」「小学校6年生までに、読むことに苦労しないようにしたい」「1年後、先生や友達に自分の思いを伝えられるようにしたい」など、ゴールを設定していきます。こちらから提案することもできます。ここでは、ご家庭の方と一緒に考えていくことを大切にしています。
目標を決めたら、今度は短期の目標をたてていきます。「〇月までに○○ができるようになる」というものです。これは、修正していきながら、最初に決めたゴールまで向かうように進んでいきます。
このように挑戦していきながら修正をして、お子さんに合う学習支援を行っていきます。
子どもの将来を考えて、今どうしたいのか、将来どうしていきたいのか一緒に考えていくことが私の目指す学習支援の在り方です。
このような学習支援を受けてみたいと思われる方は、お問い合わせから申し込みをよろしくお願いいたします。
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